館内ガイド
日本海テラス
ここから日本海をめぐる「ものがたり」がはじまります。
大水槽と日本海の水面が一体となった開放された空間。日本海の波音や風、水面に反射する陽の光を感じながら、雄大な日本海と夕やけ空を一望することができます。
イルカスタジアム
舞台は日本海!イルカたちが魅せるパフォーマンス
バンドウイルカがまるで日本海と繋がっているようなプールで力強いパフォーマンスを披露します。スタジアムのプールは2Fの「イルカホール」と繋がっており、水中を泳ぐイルカの様子をご覧いただくこともできます。
ふれんどプール
ゴマフアザラシを間近で観察しよう
「うみがたり」では5頭のゴマフアザラシを飼育しています。
水面に浮かんだり、泳いだり、陸場で寝ていたり…。ゴマフアザラシの様々な行動を間近で観察することができます。プール下は2Fのふれんどプールへと繋がっており、のびのびと泳ぐ姿をご覧いただけます。
Scene1 美しい日本海
水中に広がる草原の世界
私たちが暮らす陸地からほど近い海に目を向けると、そこには美しい生きものたちの楽園が広がっています。ここでは、アマモが彩る海中に広がる草原のような美しい環境や、日本海で見られる美しい魚の群れを飼育展示しています。
Scene2 うみがたり大水槽
日本海・上越沖の魅力あふれる大水槽
イワシの群泳やコブダイ、ホシエイなど50種38,000点の生きものと日本海の魅力あふれる「うみがたり大水槽」。上越沖の海中地形を1/10,000スケールで再現しており、岩山の合間を泳ぐ生きものたちを、さまざまな角度からご覧いただけます。
Scene3 暖流のめぐみと日本海
日本海の豊かさを支える暖流
九州方面から、日本海を北上する暖かい流れ「対馬暖流」。南の海でくらす魚たちがこの暖かい流れに乗って、日本海にやってきます。季節ごとにやってくる魚たちも、上越沖に広がる日本海の豊かな生態系を支えています。
Scene4 日本海の多様性
うみがたりチューブ
うみがたりチューブ
日本海の豊かさを象徴する個性あるなかまたち
日本海は、表層を流れる対馬暖流と深層にある冷たい水塊「日本海固有水」によって、さまざまな生きものがくらせる特別な環境がつくり出されています。そこでくらす個性豊かな生きものたちの飼育展示を通して、日本海の新しい魅力を伝えます。
ウエストホール/イーストホール
ウエストホール/イーストホール
うみがたりチューブによって繋がれた前後の空間「ウエストホール」・「イーストホール」では2つの異なる映像演出で上越の四季を表現しています。
Scene5 日本海を育てる山と大地
上越が誇る大自然希少生物がくらす、守るべき自然
日本海の豊かさの理由は、上越の豊かな自然の中にもあります。雪国・上越では、春になると積もった雪がとけて、大地の栄養をとりこみながら河川を流れていきます。そして、日本海にたどり着き、生きものたちを育みます。また、上越の山や大地の淡水域では、国内では生息地の限られている希少な生物を見ることができます。ここでは、上越の淡水でくらす生きものの飼育展示を通して、自然を守っていくことの大切さを伝えています。